海苔は「海苔師」と言われる職人によりとられているのをご存知でしょうか？
毎年１１月から３月末にかけて、水温が下がり日照時間が短い時期に生産されます。
そして海苔の畑は海。
海は毎年、天候や海況、水温など同じ条件になることはありません。
しかし、海苔師と呼ばれる海苔造り名人たちは、海と話をしながら自然に逆らわず
匠の技を持って、美味しい海苔をつくり上げます。
夜明け前、極寒の海へ小さな船を出し、海苔を摘む。
その寒さは、想像を絶します。
産地や摘み取り時期で変わる海苔の個性。
例え１０メートルしか離れていない漁場でも、出来上がる海苔は異なった個性を持って仕上がります。
木曽三川から流れる豊かな栄養分の恩恵を受け、味が濃く、香り豊かな海苔。
十石の炊きたてのコシヒカリを巻いたときの香りは、格別です。
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